病気による脱毛
10代から40代前の女性の脱毛の場合、全身性の病気が原因で脱毛してしまうこともあります。もちろん、女性だけということはありませんが、女性に多く見られるのです。病気による脱毛とはどのようなケースがあるのでしょうか。
甲状腺機能低下症という病気をご存知でしょうか。これは甲状腺のホルモン分泌の不足により起こる症状です。甲状腺機能低下症には、慢性甲状腺炎があります。これは成人女性の10人から20人に1人の割合で起こると言われ、遺伝的な要素もあります。この病気の問題となる人は、全体の数分の1の確率で、甲状腺の腫大の少ない場合などは治療する必要が特にないのです。しかし血中のホルモン不足により、新陳代謝が低下し、様々な症状を発症することがあります。この中の一つが脱毛なのです。
10代から20代の女性に多い病気として、エリテマートデスがあります。皮膚の表面に特徴的な紅斑が現れます。現在のところ、病因は不明とされています。しかし、自己免疫が関わっているとされているため、体の中で抗原同士が合体し、アレルギー反応を起こすといわれています。自分の抗原にも関わらず、自分のものではないと判断し、これに対する抗体を作ってしまうのです。自分で自分の体を攻撃してしまうので、これに伴い、髪を作っている細胞までも攻撃されてしまいます。そのため脱毛したり、毛が細くなったりするといわれています。
脱毛には病気が関わっている場合があります。脅すわけではありませんが、おかしいなと感じるのであれば、一度病院へ行くことをおすすめします。